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【京都旅行】第2日目(2)

2009年06月07日 08:22

天龍寺の拝観を終え、次は嵯峨嵐山駅まで歩いて次の目的地を目指します。
JR嵯峨野線でコトコト約5分。
花園駅で下車したその足で、まっすぐ「妙心寺」へ向かいました。

世界遺産なのに門構えが地味だった天龍寺とは反対に、
妙心寺の入口はなかなか立派な門構えでした。
大きく開かれた立派な南門をくぐって、拝観受付へ。
妙心寺、すぐ目立つのは、三門・仏殿・法堂と大方丈とその他一部くらいですが、
実は周辺にある46の塔頭を含めた敷地内すべてをまとめて「妙心寺」と呼びます。
とんでもなく広い広いお寺さんでした。

↓ 写真奥の建物が「法堂」、手前が「仏殿」。
090601-17.jpg

ところで、妙心寺は誰でも自由に拝観という仕組みではなく、
おおよそ20分単位でガイドさんがついて、パックツアーみたいにして拝観をします。
拝観できるのは、「法堂」と「浴室」。
(ガイドブックや妙心寺HPには、この他に「梵鐘」とあるけど・・・この時はなかったよ?)

んで、このガイドさんなんですけど、まーとにかくよく喋る喋る。
そりゃあ、彼女としてはそれがお仕事なんでしょうけど、
早口でまくしたてるようにして、建物についての歴史を物がたり風にして話すので、
聞いてるほうは、途中から登場人物とか、だから何が起こったかとか、
完全にこんがらがってしまって、何を言ってるのかもうわからなくなってしまいました。
この混乱、他のお客さんも「あまり早口で話すから最後は何だかわからなかったわ」と
コソコソ話してたので、どうやら皆さんも同じように感じていた模様です(笑)

拝観内容は撮影禁止だったので、写真は撮れませんでしたが、
質素なんだけども大変に立派な「法堂」でした。
訪れたのは6月1日ですが、翌日に大きな法要が行われるとのことで、
法堂内部は少し飾り付けされていました。
それにしても、あんな法堂で法要が行われるなら
とても存在感のある素晴らしい法要になるんでしょうねえ。
いったいどんな立派な方の法要なんでしょうか。
庶民にはまったく関係のない世界ですな・・・。

090601-53.jpg
↑ 妙心寺チラシより。

この「法堂」の天井には、狩野探幽の「八方にらみの龍」がいるのですが、
見るにも作法があるらしく、たしかに作法通り見るほうがより興味深く
この巨大な龍を見上げることができました。
また、もうひとつの拝観場所、「浴室」。
詳しい人じゃなければ「え、浴室!?」と思いますよね。
私も「お風呂」とだけ聞いたときは???と思いました。
坊主の風呂場を見るのか!?と、ずっと銭湯みたいなのを想像してた(笑)
ですが、当たり前ですがそうではなく、本当に「浴室」は浴室として使われたのですが、
明智光秀の御霊を供養するために作られた「浴室」なんだそうです。
(何故、お風呂場なのかはメンドクサイので書きません・・アシカラズ❤)
お風呂といっても、当時は蒸し風呂として使用されていたそうです。

ぜんぜん関係ないんですけど、こちら妙心寺。
観光スポットの寺院ではありますが、おトイレがたいへんきれいで感激しました。
なんたって、ウォシュレットだったんですよ!
観光スポットのトイレって、あまり清潔な印象ってないことが多いじゃないですか。
だから、観光客として、このおトイレはすごく嬉しかったな♪

さて、妙心寺の拝観が終わったところで、この旅の最大の目的その2でもある
"本物の精進料理"を味わうべく精進料理のお店へ行く予定だったのですが、
予約したのは14時30分。
あと40分近く時間があったので、妙心寺塔頭の「桂春院」のお庭を見ることにしました。

090601-19.jpg

桂春院のお庭は規模がかなり小さく、本音を言えばガッカリ・・なのは否めませんが、
だけど、4つに分けられた小さなお庭は国の史跡・名勝に指定されています。

↓「清浄の庭」
090601-20.jpg

↓「侘びの庭」
090601-22.jpg

↓「真如の庭」
090601-23.jpg

↓「思惟の庭」
090601-21.jpg


桂春院を見終わり、時間はちょうど14時30分。
いよいよ、本物の精進料理を食べられる!
かなりワクワクして妙心寺はす向かいにある料亭「阿じろ」へ。

「阿じろ」は妙心寺の寺方料理を長年務めてきた由緒ある料亭で(現在もそうらしい)、
材料の100%に"なまぐさもの"は一切使用しないのは当然の如く、
五味・五法・五色と作法を守って食事ができる京都でも数少ないお店です。
あとでわかったんですけど、正式な精進料理って肉・魚だけじゃなくて
ねぎやニラなどの香りの強い食材も使っちゃダメなんですってね。
もちろん、こちら阿じろはそれも守って正真正銘の精進料理を作っているとのこと。
この本物の精進料理を一度味わってみたくて、
「阿じろ」は旅行の計画を立てた早い段階で、絶対に行く!と決めたお店でした。

090601-30.jpg

個人の観光客なのに、玄関に「○○様」と、その時間に予約している客の
名前を書いた看板(結婚式とかで「●●家」とか書かれてる黒い木の看板)が
掲げられていてビックリすると同時に、敷居の高さにちょっとビビってしまいました汗

玄関に入ると、とっても感じの好い中居さんが出迎えてくれて案内してくれました。
中は完全個室・・といっても、和室をふすまで仕切っているだけですが十分に個室です。
個室のお座敷に、座椅子と膳が置かれて客をもてなす準備が整えられてありました。

やはり、こちらのお店に伺って初めて知ったことですが、
精進料理の作法では、食事が終わるまでお茶を出すのは×なんですって。
っていうか、正式な和食(懐石)のマナーでは食後以外のお茶はNGなんだそうです。
みなさん、ご存じでした?
でもよ~く考えてみると、たしかに高級な懐石料理のお店とかだと、
ウエルカムドリンク的なものは、お酒だったり白湯だったりして、
お茶って最後の最後でしか出てこないかも・・・!
そういう "コース料理" なんだと思ってたら、実はそれが懐石の作法だったなんて。
で、東京に戻ってから辞書で【懐石】を調べてみた。

【懐石】
《温石(おんじゃく)を懐(ふところ)に抱いて腹を温めるのと同じ程度に、
腹中を温め一時の空腹をしのぐものの意》
茶の湯の席で、茶をすすめる前に出す簡単な手料理。(←ココ)
一汁三菜が一般的。茶懐石。

つまり、茶道で、お茶を最高の状態で味わうために軽く食べる食事が本来の茶懐石。
あくまでも、食後のお茶のためのお料理 なのですから、
料理の途中でお茶を飲んじゃっちゃあ、たいへんによろしくありませんな、ということですね。

いや、しかし。
阿じろさんに伺って、本当にいろいろお勉強させていただきました。
そういったわけで、お座敷に通されてまず出されたのが↓ こちら。
梅の欠片が入った白湯です。
090601-24.jpg

白湯をいただいて一息ついたところで、いよいよお料理です。
↓ こちらが今回、予約しておいたランチの縁高弁当。
090601-26.jpg

でね、さっき食事中のお茶は、懐石の世界ではマナー違反と書いたけど、
阿じろさんでは、↓ こんなふうにして食事中に白湯が出てきました。
090601-27.jpg

・・・わかります?
ただの熱いお湯に、強く焦げ目をつけた焼きおにぎりが入っているんです。
お米の香ばしい匂いがお湯に移り、ほうじ茶代わりになります。
もちろん、↓ こんなふうにして、このおにぎりも食べることができます。
090601-28.jpg

ちなみに、水菓子もすべて終わったあとで、ほうじ茶が出てきました^^
090601-52.jpg


いやー!
もうね、もうね、ほんっとに100%満足しました♪
正式な精進料理って、もっとあっさりしてて質素で軽~いものだと思ってたけど、
なんのなんの、とんでもないお話しでした。
こんなに美味しいなら、私、ベジタリアンになるわ!うん、まじでっ!!


【京都旅行】第2日目(3)に続く。


犬今日のこてつ②

・・・を紹介したいところですが、本当にWEBカメラに姿がないんですよ。
こてつだけじゃなくて、他のワンちゃんもあまり映りません。
ただ、昨日のように柵の中にいるってことはないようなので、
どうやらカメラの死角にいるっぽいです。




阿じろ
http://www.ajiro-s.co.jp/index.html



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