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緊急入院 ~急性膵炎 忘備録#1

2015年07月03日 20:24

とっても久しぶりの更新。

もはや1年に1回しかブログ更新してないような・・・。

この記録も、飼い主の忘備録として綴ります。


私の愛しい愛しい息子、こてつが本日緊急入院となりました。

病名は「急性膵炎」。

本来なら、7月2日、こてつの7回目の誕生日。

普通にバースデー検診に行って、今年も健康優良児ってお墨付きもらって帰ってくる予定だった。

20140408-6.jpg

こてつに異変が現れたのは、7月1日の午前1時頃。

突然の嘔吐。

夕食(6月30日19時頃)のほとんどが白い泡と共に未消化で出てきた。

そのときは、単にいつものケッポリだと思っていたけど、その後も嘔吐が止まらない。

2回目3回目の嘔吐がだんだん黄色い胆汁に変わってくる。

胆汁=空腹 というイメージがあるため、お腹すいた?と聞くと嬉しそうに尻尾を振るので、

朝ごはんまで待ってね、なんていつも通り暢気に返事を返すと、こてつもいつも通り大人しくちょこんと横になった。

ただ、吐く回数が多かったので、念のため、この日の朝は朝食は抜く。

心配は心配なので、7月1日(水)は、会社を早退し、早めに家に帰る。

こてつ、いつも通りお出迎え。

ただ、少し元気がないように見える。

部屋に入ると、普通のうんちをしてる。

嘔吐の痕跡なし。

大丈夫かな、そう思って、夕食の準備に取り掛かる。

前日の夕食をほとんど吐き、朝ごはんも抜き。

さぞお腹が空いているだろうと思いつつも、だからこそ胃に優しいものを、と鶏肉と野菜の煮込みを与える。

フード皿を前に、一瞬食べるのを迷うが、おずおずと食べだし、ほぼ完食。

この数年、こてつの偏食大王の虫は収まっていた。

ごはんの準備が出来るとダッシュで飛んできて、フード台の前でお座りして待っているようになっていた。

そんな子が大好物のチキンのスープ煮を食べることを躊躇した時点で異変を察知すべきだったと、今さらながら後悔。

その後は比較的ゆったりとした時間が流れる、いつも通りの我が家の光景。

141102-2.jpg

7月2日午前3時30頃、こてつ再び嘔吐。

またしても夕食が未消化で出てくる。

その後も吐き続け、吐くものがなくなっても吐きたそうにえづき続ける。

こてつの表情が暗い。

すぐにペタンと横になってしまう。

きっと、このときすでにかなり辛かったんだと思う。

そして、1時間後、下痢。

水状というよりは、どろどろの粘液ヘドロみたいな感じ。

そして、その色がおかしい。

やけに明るい茶色、オレンジ色に近い。

まさか、血便・・・?

その後、1時間おきに下痢を繰り返す。

色は、はやりオレンジ色。

今日は会社から帰ってきたら病院へ連れてゆこうと思っていたが、

このうんちの色を見て、迷わず会社に午前中休みます、の連絡を入れた。

生憎、木曜日は、こてつのホームドクターが休診日。

しかし、明日まで待っている余裕はないので、セカンドOPでお世話になっている病院へ朝一番で駆け込む。

当の本犬は、上からも下からも出すものを出したら比較的すっきりした様子で、

私が病院へ行く準備をしていても、お散歩に行くものだと勘違い、飛んだり跳ねたりで大騒ぎ。

でも、犬は手遅れになる直前まで元気っていうし、私の気持ちは晴れない。

病院の診察開始時間前に到着するも、すでに他の患者さんがいた。

少し待って、こてつの診察。

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これまでの経緯を先生に話し、異物誤飲の可能性がなければ、急性胃炎かもしれない。

しかし、症状から考えて、急性膵炎の可能性が高いと思われる、と。

腹部エコーと糞便検査、膵炎検査(Spec cPL)を行うことに。

まず、糞便検査の結果、善玉菌が減って、悪玉菌が増殖しているとのこと。

オレンジ色はやっぱり、軽い血便だった(腸の壁が剥がれ、その炎症を起こした部分から出血)。


次にエコーの結果、十二指腸の動きがとても悪く、小腸・大腸に行くに従って運動が回復している。

そのほかには膵臓を含め、特に問題は見当たらなさそう、とのこと。

ただ、膵臓と十二指腸は繋がっているため、膵臓が原因で十二指腸の動きが極端に悪くなっている可能性があり、

また、こてつに起こっている症状が膵炎のそれに当てはまることばかりなので、膵炎検査をすることに。

Spec cPLは外部機関への委託検査になるため、検査結果が出るのは早くとも翌日の午前中。

それを待たずに、膵炎の治療(入院)を開始することも出来るがどうするか?と。

結果が出てないものに無差別な治療はちょっと不安だったため、この日は、輸液を行ってもらい様子見で帰宅。

この輸液のおかげか、病院から帰ったあとのこてつの表情が明らかに違う。

あんなにぐったりと暗かった表情に、明るさが戻ってきている。

嘔吐の症状が治まっていたため、獣医さんからは、低脂肪で消化に良いものを少しだけ与えていいと言われ

ゆがきササミに、大根とニンジンを摩り下ろしたものをかつおだしで煮込んだものを与える。

しかし、食欲がないようで、匂いをかいだだけですぐに横になってしまう。

もしかして・・・と思い、ササミだけを与えてみる。

すると、パクパク食べた。

おかわりちょうだい、というくらいパクパクと。

でも、あまり量はあげられないので、ササミ1/2本程度で我慢してね。

その夜、嘔吐なし。

しかし、下痢は続く。

輸液後の下痢は1度だけ例のオレンジ色のを出したが、その後は赤茶色→こげ茶色に変化。

下痢は続くものの、血便は出なくなった。

こてつの元気度も回復傾向にあるようだった。

とにかくだるそうで、いつも大事そうに抱えているおやつ袋を取ろうとしても見向きもしなかったものが

輸液を行ってからは、おやつ袋を取ろうとするといつものようにヴーヴー怒る元気も出てきたようだ。

安心して、その日はこてつと一緒に眠りについた。

ちょっとツラい誕生日になっちゃったね。

しかし、眠りについてからも何度も下痢のためにこてつが起きる。

そのたびに私も目を覚まし、次の下痢っぴのためにシートを取替え、こてつのお尻を拭く作業を行う。

そのため、睡眠がほとんど取れない。

これはこれできつい。

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7月3日(金) 明け方4時過ぎ、こてつが妙に甘えてくる。

もしかしてまた具合が悪くなってきたのかも・・・少し不安。

そして、その不安は的中。

昨日、あんなにパクパク食べたゆがきササミを食べたがらない。

大好物のヨーグルトにも見向きもしない。

しかし、一昨日、昨日と早退・半休を、当日で取っているため、さすがに今日は通常出勤しないとまずい。

どっちにしろ血液検査の結果が出るまでは安静にしているしか方法はないのだから、後ろ髪を引かれる思いで出勤。

この間に、こてつのホームドクターにも連絡。

状況を話しして、膵炎確定なら即治療を開始しないとまずいので早めに連れて来くることは出来ないか?と言われる。

ランチタイム。

セカンドOPの獣医から電話。

血液検査の結果が出た。

その結果、犬膵特異リパーゼ(Spec cPL)の値がまさかの960。

検査で測定できる値のMAX値が1000なので、限界ギリギリの状態まで跳ね上がった数値。

急性膵炎確定。

最悪です。

この結果を聞いて、今日も早退することに決定。

もう会社、クビになってもいい。 と本気で思いました。

とにかく一刻も早く治療を開始しないと危険な状態。

血液検査をしてくれたセカンドOPの獣医さんには、ホームドクターがいることを話してありましたので、

この結果をかかりつけ獣医さんにお話しして、すぐにでも治療を開始してあげてください と言葉をかけてもらいました。

午後半休し、すぐさま病院へ・・・と言っても、ホームドクターの午後診療は16時から。

不安な気持ちで2時間を過ごし、16時を待たずに病院へ。

しかし、先生も待機してくれていて、本来の診察時間前に診察を開始してくださいました。

Spec cPLの値を報告すると、先生もうーん・・・と唸りこみ、表情を曇らせた。

そしてすぐに、改めての血液検査と腹部エコー、レントゲン。

血液検査の結果が出るまでに、腹部エコーですが、先生の表情が晴れない。

むしろ、さらに厳しい表情になって行くのがわかります。

ちょっと厳しいかもしれない・・・と言われ、私の心臓の音が回りのスタッフさんに

聞こえちゃうんじゃないかってくらい激しくドキドキと緊張しました。

少なくとも、エコーの結果、膵臓がなんらかの炎症を起こしているのは明らかで、

周辺組織への浸出が否定できず、他臓器にも影響が出始めている可能性が否定できない、と言われました。

他臓器へ病巣が広がったら、これはもう手遅れを意味するのとほぼ同じ。

だって、自らの消化酵素で、自らを溶かしてしまうという病気ですから・・・。

目の前、真っ暗です。

熱は39.5、やっぱり熱もありました。

そして、その後待合室で血液検査の結果とレントゲンの結果が出るのを待ち、20分ほどして結果が出ました。

改めて診察室に入ると、幾分か先生の表情が明るい。

あれ?

血液検査の結果、まず、リパーゼの値がグッと下がっており、膵炎は回復傾向にあるのではないか?との見立て。

まだ正常値外の値ではあるので、手放しでは喜べませんが。

肝臓・腎臓・脾臓なども血液検査の結果を見る限り、すべて正常値内であることから

エコーの所見で心配された他臓器への影響もないかもしれない、とのこと。

レントゲンの結果も、健康ではないにしろ、急を要するほど悪くなっている部分もないということで、これも安心材料の1つ。

しかし、内臓の状態が血液中に現れるまで多少のタイムラグが発生するため、

エコー所見の不安がすべて払拭されたわけではないとも言われました。

ただ、獣医暦27年の先生の、これまでの経験上、エコー所見では1週間は入院が必要だと考えていたけど、

3日程度の入院で退院できるかもしれない、との明るい言葉も。

ただし、急性膵炎の怖いところは、いったんは状態が安定した(ように見えて)突然の急変が起こることがあること。

つまり、血液検査の結果に明るい兆しがあっても、レントゲンの結果がそんなに悪くないものでも、

予断を許さない状況なのです。


こてつが急性膵炎の疑いあり、とのセカンドOP病院で言われてから、

当然ですが、急性膵炎のことをネットで調べまくりです。

この病気は、重篤になると致死率が20%を超える高さであること、

症状が出てから48時間以内の治療開始が予後を左右することなど

いろいろ出てきましたが、とにかく怖いことしか書いてないです。

ましてや、24時間後の輸液を除けば、こてつの治療開始は発症から60時間後くらいになりますから。

ただ、急性膵炎の特徴である腹痛、これがこてつはないようなのです。

急性膵炎は、膵臓が自ら作り出す消化酵素で自らを溶解させてしまう病気ですから、

かなりの激痛が発生するのがデフォルトらしいのです。

ただ、腹痛の症状が現れない子も何割か存在するようで、おそらくこてつはこの何割かの少数派だったと思われます。

お腹をさすっても、触っても、私の足がぶつかっても、痛がりません。

犬がお腹が痛いときにする、いわゆる「祈りのポーズ」もとりません。

むしろ、自らへそ天してお腹なでて、と催促してくるほどです。

腹痛がない場合、それは膵炎が軽症だから、というネット情報もありましたが・・・信憑性は不明です。

ただ、健康だったときより、へそ天する回数はだんぜん減っています。

腹ばいでペタンと床にお腹をつけた状態でいることがほとんどです。

劇的な痛みはないけど、やっぱりどこか違和感を感じているのだと思います。



今、こてつは病院のケージの中で、点滴を打たれ眠っています。

私も、こうしてブログを書いていないと、不安と恐怖と寂しさで気が狂いそうになります。

涙がボロボロこぼれて止まらなくなります。

客観的に記録を書くことで、なんとか集中力をそこに向けられるので、耐えられる状況です。

食事も喉を通りません。

とにかく今は祈るのみ。

こてつが元気を取り戻してくれることを、回復してくれることをただただ祈るだけです。

こてつの生命力に賭けます。

私のこてつは、強い子です。

今までもいろんなこと乗り越えてきた子です。

私はこてつを信じています。

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