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入院7日目 ~急性膵炎(ステロイド開始)

2015年07月10日 22:12

7月10日(金)

今日も退院予定だったのが、またもや延期となってしまった。

一昨日の血液検査のうち、外部に出したCRPとSPEC-CPLの結果を受けての判断。

SPEC-CPLは、680。

初日の960と比べれば、やや下がったものの、まだまだ高い値であることには変わらない。

そして、初日の血液検査で1.4だったCRPが、なんと一気に11.4まで上がっていた。

ただし、これは水曜日の血液の結果。

本日の院内血液検査の結果では、LIPが204、水曜日の血液では 358。

下がっている。

よい兆候か、それとも、単にまた絶食開始したからか。

後者であれば、なかなか先が見えてこない状況になる。

実は、今週あたまから、低脂肪食を開始しようとしていたのですが、

こてつはドッグフードが大嫌いなので、病院の療養食をガンとして食べないのだそうです。

食餌の器を出すと、興味を持って近づいてくるのに、匂いをかいでプイっとしてしまうらしい。

その感じ、容易に想像できますよ、私も散々悩まされてきたので

数日間の絶食で、お腹は相当に空いているはず。

なのに、それでも食べようとしないことに先生も完全にお手上げ状態

食欲廃絶で食べないというより、その内容が嫌で食べない、という様子だということで

ここまで手強い子は僕もあまりお目にかかったことがないですよ、とすっかり困り顔の苦笑い。

そんな感じでなかなか低脂肪食を開始することができず、とうとう5日目。

こてつにも空腹の限界がきたのか、療養食をふやかしたスープをほんの僅かですが飲んだとのこと。

そして、その後の血液検査の結果で、SPEC-CPL 680(院内LIP 358)、CRP 11.4 だったのです。

先生は、あの程度のスープの量でCPLやCRPが上がるというのも、首をかしげるところがあるが、

それ以外に要因となるものが見つからないので・・・うーん、やっぱりまだ食餌は早いのか。

・・・という判断をしたそうです。

先生としても、非常に悩ましい状態であるようです。

そして、この結果を受けて、今日からステロイドの投与が開始されました。

先生はギリギリまでステロイドは使いたくなかったようですが、ここまで長引くと・・・

私は医者でも看護師でも薬剤師でもないから、本当のところはよくわからないけど、

ステロイドという薬に対してあまり好ましいイメージはありません。

皮膚科領域なんかでは、特によく問題になってたりしますよね。

先生には、ステロイドは抗がん剤と同じような効き方をする、と言われました。

つまり、よく効くけど副作用も多いってこと。

でも、犬の急性膵炎では、ステロイドの投与でぐんぐん回復する子も多いと聞きます。

長期投与を避け、使用量に最大限の注意を払えば(個体差、病態差を十分に考慮)、

膵炎に対しては決して悪い治療方法ではないのかな、とも思います。

なんにしても、私は獣医学については素人(もちろん、人間の医学にも素人)。

今は、先生とこてつの生命力を信じてすべてを託すしかありません。



犬の急性膵炎の治療におけるステロイドの投与について、以下の文献や論文が参考になるかと思います。
各動物病院のHPから文献をお借りしています。

【宮崎市 たばる動物病院HPより拝借】 ( http://tabaru.9syu.net/index.htm)
膵炎の動物におけるステロイド剤の投与については、いまだに議論が続いている。
以前はステロイド剤の投与は膵炎の危険因子になるとも考えられてきた。
しかし、炎症性胃腸疾患やリンパ球性肝胆管炎などの疾患は
膵炎を併発あるいは続発するリスクが高いことなどから、
最近ではステロイド剤の投与が有効な場合もあると考えられるようになった。
また人では、自己免疫性膵炎という病態があり、
犬、猫の膵炎においてもリンパ球とプラズマ細胞の浸潤が多く認められることから、
人と同様な病態の存在する可能性が示唆されている。
本症例もステロイド剤投与によって膵炎の著しい改善が認められた。
われわれが遭遇する膵炎の程度は、ほとんどが比較的軽度であり、
急性の劇症膵炎は少ない。それゆえ、一般的な対症療法で満足できる効果が得られる。
しかし、本症例のように比較的長期の治療日数を要するケースでは、
免疫学的な病態を考慮し、ステロイド剤の投与も選択肢のひとつであることが示唆された。
(文責:獣医師 藤﨑 由香)

【静岡県 ひこの動物病院さまブログより拝借】 ( http://martin2011.blog24.fc2.com/)
ステロイドに関しては、現状ではステロイドは急性膵炎の危険因子とする証拠はないとされています。
いくつかの文献も出ていますが、実験的にステロイドを投与しても、
急性膵炎は起こらなかったと結論づけた報告や、急性膵炎例とそれ以外の症例との間に、
ステロイドの有無、投与量に差が認められななかったと報告しているものもあります。
しかし、細菌性膵炎が明らかに疑われる場合は短期間投与に留めておいた方が良いと思われます。


でも、1つだけ明るい兆し。

一昨日までひたすら減少を続けていたPLT値が、一気に30.2まで上昇。

正常範囲に戻りました!

昨日まで、というか、今日、この結果を聞くまで、DICのことが不安で本当に気が気じゃなかった。

それを院長先生に告白すると、

飼い主さんの立場から見れば、血液検査の数値に一喜一憂するのはわかるけど、

でも、その数値1つ1つに踊らされないで。

疲れるだけでいいことなんて何もない。

治療の状況を鑑みながら、検査の結果全体を見て判断しなければいけないのだから。

と、ごくごく軽くだけど、叱られちゃいました



そして、今日のこてつは一昨日よりも元気そうに見えました。

どうしてもやや疲れた感はあるものの、瞳の輝き表情もしっかりしているし、

何より面会に行く1日ごとに尻尾の振り方が大きくなって行くのが、私にもしっかりわかります。

こてつが入院という状況に慣れてきたのか、私が必ず面会に来てくれるということを覚えてくれたのか。

ごはん、お散歩、グリニーさん(グリニーズもう食べられないけどね)、という三大キーワードに

尻尾をプロペラのようにぐりんぐりん回して大きく反応してくれました。

これは、入院4日目までなかったことです。

5日目にようやく少しだけ、この三大キーワードに尻尾を揺らしていましたが、

今日のような大きな反応はなかったし。

1日のうち、時々、ケージから出して院内を自由に動けるようにしてくれているようですが、

基本、女性の獣医さんや女性スタッフさんにくっついてばかり歩き、いつも金魚のフン状態だそうです(笑)

やっぱり男性は苦手のようです(病院でも院長先生(♂)とだけは絶対に目を合わせようとしないもんね



昨日・・・いいえ、今日の午前中まで、私とっても落ち込んでいました。

プチ鬱状態でした。

昨日のブログを見ればわかるけど、最悪のことばかり考えていました。

そんな状況を見た友人達にはすごく叱られ、同時に力強く励まされました。

まともに食事ができない私に、ごはんを食べないから悪いことばっかり考えちゃうんだよ!と、

怒りながらも、毎日パンを買ってきてくれたり(私は餌付けされた鳥かw)、

ヴィダーインゼリーを買ってきてくれたり、甘いジュースやココアを買ってきてくれたり。

こんな苦しく辛い状況にただ同情するのではなく、

こうして叱り飛ばして励ましてくれる友人が居る私は幸せ者ですね。

だから、私も考え直しました。

私、もう、くよくよしません。

暗い顔しません。

ごはんもちゃんと食べるようにします。

睡眠もちゃんと取るようにします。

心が落ち込むってことは、それって、私がこてつを信じていないから に他ならないじゃないか!

私がこてつを信じなくてどうする!

こてつは、私を照らす大きな、そして唯一無二の太陽です。

今、こてつがいっちばん頑張ってる。

だから、今日からは、私がこてつを照らす太陽になろう。

こてつを守り、燦々とこてつを照らす大きな大きな太陽にママはなるよ!


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